若者の声を活かし気候危機の克服を

世田谷区が昨年出した「気候非常事態宣言」には、生活者ネットワークからの提案で「良好な環境を子どもや若者たちの次世代に引き継ぎ」と書き入れられました。一方、現在の「世田谷区地球温暖化対策地域推進計画」ではパリ協定の目標を達成できません。この計画の刷新に当たっては、保坂区長も若い世代とともに実効性のある行動計画を作っていく方向性を示しています。このための活動の一つとして、10月末「若者環境フォーラム」が開催され、建設的な提案がなされています。こういった若者の声を活かして気候危機を乗り越えていく必要があると考え質問しました。

環境所管が、「子ども・若者」や「教育」の担当者とともに、若者が主体的に気候危機問題について情報発信していけるよう支援を強めていく旨の答弁を得ました。来年度以降「若者環境フォーラム」の活動が発展していくことを期待し、後押ししていきたいと考えます。

今年度、江戸川区では環境問題など未来志向の区政について中学生が議員となって討論する「SDGs中学生議会」が開かれました。世田谷区でもこの事例を参考に「子ども議会」を開き、子どもの区政参加を促すことも提案しています。これからも粘り強く子ども若者の政治参加の場づくりに取り組んでいきます。

江戸川区SDGs子ども議会の様子

江戸川区SDGs子ども議会の様子