次世代につなぐ水と緑

世田谷区はみどり豊かな環境を区民とともに作り上げていくため「みどり33」(みどり率33%)という目標を掲げ、今年は現況調査なども行っています。5年前の25.2%から向上させていくには、区民や開発事業者等の更なる理解と協力が欠かせません。

大蔵団地など昭和に作られた大規模団地の建て替えが区内で進んでいます。世田谷区には大規模な開発行為に対する環境配慮制度があります。工事の前に、緑や地下水涵養などについてより具体的に事業者に指導できるように、水循環を支えるグリーンインフラの視点をこの制度に取り入れることを求めました。

区は環境審議会に諮り、地球温暖化対策にも役立つ環境配慮を更に進めていくとのことです。これからも、湧水や川の調査を続け、水と緑豊かな世田谷を次世代に残していきます。