国勢調査によれば世田谷区は51%が1人暮らし世帯で、孤独・孤立対策は深刻化していく大きな課題です。
世田谷区は今まで「生きづらさ」に着目した政策を展開してきました。自殺予防因子の研究をしている岡檀さんの著書『生き心地の良い町』からヒントを得て、発想の転換ともっと「生きやすいまち」を求め質問しました。
「病は市に出せ」(自分や家族の弱みをできるだけ早く周囲に伝える事)がしやすいまちは自殺が少ない。深刻な事態に至る前に気軽に相談ができるサロン的な場として、世田谷区内28か所の「まちづくりセンター」を活用し、孤立・孤独防止に役立てるよう提案しました。
松原まちづくりセンター