7月31日、9人のお母さんと15人の子ども達と、都立祖師谷公園で、水と生物の調査活動をしました。
仙川を挟んで、沼のような池や、せせらぎも作ってある祖師谷公園です。林の土がふかふかして気持ちが良いと思ったら、大きな木の下に何匹ものカブトムシの死骸(かぶと)を発見。子どもたちも大興奮でした。近くの藪の下の枯れ葉をめくると、生きたカブトムシのメスも発見。
林の落ち葉がカブトムシの育つ土を作り、カブトムシの死骸も蟻や鳥達などのえさになる、命のつながりを目で見て伝えることができました。
後半は、水のパックテストで水質の分析をしました。仙川や公園の流れから取った水と、しょう油を一滴入れた水などをパックテストで調べました。はっきり言えるのは、醬油が一滴入っただけで、COD(化学的酸素要求量=主に有機物による水の汚れ)が高くなり、生物が住みにくい状態になってしまうことです。水草が沢山生えている仙川は、植物の栄養になる形のチッソも沢山あることも分かりました。水は命の源です。大切に使えるように、子ども達に伝えて行きたいです。