環境調査活動から始まるまちづくり

水調査・生物調査やってます

どんな「まちづくり」が暮らしやすいまちづくりか?今のまちに必要なものは何か?

気付くきっかけとなるのは、毎年繰り返してきた、まちの中の川や畑、公園などで実施している環境調査です。
今年も、世田谷区内唯一の田んぼが残る次大夫掘公園や、北沢川緑道で、生物や水の調査を生協やこどもエコクラブの仲間と実施しました。
次大夫掘公園では、水路の脇で、アオダイショウを発見、セリやイヌビエなど田んぼの草、クロアゲハなど木陰の蝶を確認。農家の物置のそばでは、日本トカゲも見つけました。
北沢川と玉川上水の水をパックテストで比べた結果は、下水の処理水由来の水と、雨水由来の水の違いが表われていました。

放射線量の測定も併せて実施しました。

次大夫掘公園、田んぼの横の園路 0.13μSV/h(1m)
大沢せせらぎ公園の草地、砂場 0.13μSV/h(1m)
広場の真ん中 0.14μSV/h(1m)
草地の地面付近が少し高く、0.16μSV/hでした(測定方法、機材については、7月13日の報告をご確認下さい)。

色々な方法で、身近な環境について調べることで、水や生物を大切にして暮らす、そんなしくみを作っていきたいと思います。