小さな実践活動からESDへ

こどもエコクラブが全国フェスティバルに選抜されました

1月17日のこのホームページで報告した、松原小学校を拠点としたこどもエコクラブが、東京都内のクラブの代表として選抜され、3月末、早稲田大学の西早稲田キャンバスで行われる、こどもエコクラブ全国フェスティバルに招待されることになりました。
「減らしたいもの、ごみ」「増やしたいもの、みどりと仲間」 リサイクル活動と花壇の世話という実体験から、こども自身の言葉として出てきた、自分たちのまちの未来への提案でした。

24年度から、世田谷9年教育のカリキュラムの中に、ESD(持続可能な成長のための教育education for sustainable development)が入ります。環境教育や国際理解教育、コミュニケーション能力の育成や問題解決力など、生きる力の育成をバランスよく取り入れ、こどもたちの成長に役立ち、現代社会の課題に応えて行くことのできる、可能性のある教育目標です。

小さなことでも実体験し、問題解決に役立った達成感を感じられることで、こどもたちは力や自信をつけ育っていくということを、15年間、こどもエコクラブ活動を続けてきて、実感しています。世田谷9年教育のESD学習活動の中に、こどもエコクラブで続けてきたような体験活動や地域活動などを取り入れ、活発で実り多いものとなるよう、これからも働きかけていきたいと思います。