暮らしの防災考えていますか?

在宅避難の備えは十分でしょうか

2月22日から、平成24年第1回定例議会が始まります。
3月の大震災を受けて、世田谷区では災害対策総点検を行ってきました。また、世田谷・生活者ネットワークでは、災害対策プロジェクトで、暮らしの視点、女性の視点からの災害対策について考えてきました。

東京直下型の地震が、いつ起きても不思議はない今日。世田谷区は、80万という膨大な人口を抱え、さらに帰宅難民も予想されています。
災害=避難という固定観念を少しほぐして、自宅にいて、危険が迫って来ないなら、自宅で避難生活を乗り切る算段をしてみませんか。
建物の耐震診断には、区の助成もあります。家具の転倒防止固定金具などの斡旋や、災害時に自宅を安全なものにするためのアドバイスは、世田谷区のホームページにも出ています。
夏至と冬至の日のキャンドルナイトが、イベントとして定着していますが、時には、ガスが止まった、水道が出ないなどの設定で、自宅サバイバル体験をしてみるのもいいかもしれません。

大災害が起きたときでも、できるだけ自宅で暮らしたい。そう考えた時に必要となる公的な支援は、何でしょうか?
2月24日(金)の一般質問に、このテーマを選びました。普通の暮らしを早く取り戻すために、避難所に入らないで暮らす区民にも、必要な支援が届くしくみをつくっていきましょう。