幸せの青い鳥を身近に

2012年5月16日 17時28分 | カテゴリー: 活動報告

街の中にこそ必要な、質の高いみどり

先月、駒場野公園で、オオルリを見ました。井の頭線から見える田んぼの畦です。泥を集めるツバメを探していた私は、その鳥を見た時、ツバメだと思いこんでいました。一緒に自然観察に来たこどもエコクラブの小学生は、一目見るなり「オオルリだよ」と。よくよく見ると、鮮やかな青、くっきりとした白い腹、確かにオオルリです。高尾山辺りまで行かなければ見られないと思っていた鳥が、目黒区と世田谷区の境、こんな街の中で見られるなんて、感激でした。

今、スズメやツバメといったごく普通の鳥の数が減っていると言うことが話題になっています。平成12年、世田谷トラスト協会を中心に世田谷区内のツバメ営巣調査が行われ、私も何軒かの情報を提供しました。
皆さんは、今年になってツバメをご覧になられましたか?私の住む東松原の商店街でいえば、魚屋さんの隣のアパートに巣を作っていたツバメは、平成12年頃は塗装の塗り替えがあり巣を作らなくなっていましたが、昨年から又戻ってきています。しかし、明大前や梅丘の商店街では以前巣があったお店にも、ツバメが来ていないことも多いようです。
駒場野公園のような、水場、田んぼ、林など多様な自然がセットで揃っているみどりがあれば、オオルリも訪れ、虫が居る林や泥を取れる場所がない街にはツバメも来なくなる。そういうことではないでしょうか。
来週5月22日(火)世田谷農園巡りとして、大平農園や次大夫堀公園など質の高い緑の代表とも言える、世田谷区内の農地を見学します。「水と緑と土」この3つがセットになって、豊かな命を育む質の高いみどりになります。安全な食を提供する農地は、命を育むエコシステムです。面積を増すことは難しくても、管理の仕方でより豊かなみどりとなるように仕向けて行くことは出来ないでしょうか?そんな視点を持って、農地巡りをいたします。参加ご希望の方は、お早めにお問い合わせください
また、毎年夏休みには、身近な水辺の環境調査をエコクラブの子ども達とも一緒に行っています。流れを復活させた緑道には、少しは生物が帰ってきています。一緒にした調査結果を、街の中に豊かなみどりを取り戻す政策提案につなげていきます。