エネルギーシフトに向かっって 

東近江市の視察からも、きっとできると実感

8月もあと数日を残すのみとなりました。昨年並みの猛暑なら、電力不足が予想されていた今夏、なんとか峠を越え、ホッとするこの頃です。

多くの原子力発電所が停止しています。それでも停電は起こりません。家庭でも、産業界でも、数々の工夫と努力が実施され、今ぐらいの省エネやオフピークができれば、原発は減らしていける。そんな実感が得られた夏とも言えます。
エネルギーシフトに向けて、9月6日には、世田谷区主催の「再生可能エネルギーに関するシンポジウム」が開かれます。申し込みは、280人の定員に達したとのこと。いよいよ世田谷区も、エネルギーシフトに向けて何ができるか、具体化への姿勢が見えてきました。

8月17日から19日の生活者ネットワークの会派視察で、滋賀県東近江市の市民発電所や、市の公用電動アシスト自転車の、太陽光発電での充電システムを視察して来ました。太陽光充電と自転車を使い、職員の機動性の確保と経費節減、そして、環境負荷の低減の3つを実現している、「三方よし」という近江商人の哲学を生かした町づくりが、とても魅力的でした。

私も、本当に持続可能な世田谷を作るため、積極的に提案をあげていきたいと思います。皆さんも、一緒に考えて下さいね。

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