ソーシャルミックスを活かした福祉のまちづくり
第1基定例区議会一般質問報告
生活者ネットワークは、高齢者、障がい者、児童を区別せず、家庭的な住宅施設で日中の居場所を提供する富山型デイサービスに注目してきました。富山市では、高齢者だけでなく子育て世代など全ての人にとって安心・安全な人間中心のまちの実現し、世代間の交流の場や機会を提供することで、まちづくりを通じた社会的価値の創造を目指すとしています。
世田谷区においても、このようなソーシャルミックスの考え方を取り入れ、障害があっても高齢になっても、住み慣れた地域で暮らし続けるため世田谷型地域包括システムの充実を図るべきと考えます、区の見解を伺います。
(答弁)
成城3丁目の区有地に整備した高齢者施設と認可保育園では、同一法人が合築による整備・運営をおこなっている。日常的な交流を行いながら高齢者と子ども達が触れ合うことによって、相乗効果が期待できる。今後も地域に開かれた施設づくりを進めるとともに、世代や障害の有無を超えた地域交流に積極的に取り組むように働きかけていく。