政策①区民が主役のまちづくり
- 「様々な参加の形を提案し、区民が主役の区政、区民参加のまちづくりのさらなる深化を目指します。」
世田谷区には、豊かな区民参加のまちづくりの文化があります。
私自身、「子どもとともにすすめるまちづくり」というテーマで、10年ほど前にせたがやまちづくりファンドの助成を受けました。その時に始めた、小さな街角の花壇を10年以上地域の小学生とともに維持してきました。区有地の維持管理を住民参加で進める取り組みの一つです。
区民の視点、生活の視点からの提案や、問題点の指摘を実際の街づくり(道・公園など)に実現するには、時間がかかります。そこに住む人たちにできるだけ多くの参加を求め、対立する意見もきちんと協議し、「参加と合意」の上で進めていくのが世田谷区らしいやり方です。強引なリーダーシップで進めるのではなく、まず情報公開から始まります。更に、無作為抽出による区民ワークショップなどの手法で、今まで積極的に声をあげてこなかった区民の声を聞きだす努力を続けることが必要です。
区民参加により計画の進行に時間がかかったとしても、それは民主主義の欠かせないコストです。丁寧な対話、様々な参加の場を開き、区民参加、区民が主役のまちづくりを進めます。