子育ても介護も一人にしない

生活者ネットワークは、世田谷区で32年間区議会議員を送り、身近な生活の課題、子育て支援の充実や、在宅介護のしくみづくりに取り組んできました。                                            

一緒に討論し政策を作っていきます

今ほど、子育てにも介護にも社会の支援が必要な時代はありません。私自身、昨年86歳になる父が脳出血で倒れ今も入院生活を送っています。すぐ隣の区であっても自治体ごとに地域密着型介護サービスの実態は違い、必要なサービスについて区民のほうから区に対し提案をしてきた世田谷区、生活者ネットワークの活動の重要性をますます実感しています。高齢者自身の本音は、家族に過剰な負担をかけないで済むのなら住み慣れた自宅で過ごしたいのです。24時間365日続く在宅介護を社会で支える制度の、さらなる充実が必要です。

 

さらに、世田谷区においては、子育てと介護を同じ一人の主婦が背負い、さらに自分仕事との両立も図らなくてはならないという事例が珍しくありません。生活者ネットワークは、このような介護と子育てなどの複合的な課題解決に向け、世田谷型地域包括ケアシステム(介護・子育て・障害者の地域生活課題の総合相談窓口)の実現に向け全力をで取り組みます。今は、砧まちづくりセンター1か所でのモデル実施ですが、これを全区に広げ地域福祉のレベルアップを図ります。地域に必要とされる、子育てや介護の具体策を活動の中から明らかにし、議会で提案していきます。

区民が主役の区政、区民の生活の実感が生かされる区政をともに進めてまいりましょう。