小さな拠点で豊かな子育て「そらまめハウス」
一か月続いた第3回定例区議会、9月20日私の一般質問で取り上げた羽根木公園内の「そらまめハウス」について報告します。
「そらまめハウス」は、世田谷まちづくりファンドの助成を受けて、世田谷区民が区立羽根木公園内に作った子育ての拠点です。
羽根木プレーパークでは、以前から「ちびとこプレーパーク」といって、歩き始めた1~2歳の親子連れが参加しやすい企画を毎月のように実施しています。そんな中からも、授乳できる場所が欲しい、お昼寝できる場所やおむつ替場所があれば、もっと冒険遊び場に乳幼児を連れてきやすくなるのに…。といった声や具体的な案が出てきたのだと思います。
さすがプレーパーク発祥の地の、羽根木です。専門家や地域の人たちと一緒に「そらまめハウス」を実現してしまいました。今では、沢山の親子(お父さんもゆったりと参加しています)が、利用する豊かな子育ての場になっています。
どんな活動でも、立ち上げること以上に維持に力が要ります。今回、私はこの「そらまめハウス」の事業が継続的なものとなるために、区の事業と位置付け、国の子育て支援事業の新しいモデルケースとして認めさせていくべきだ。という趣旨で質問しました。区としても、国に働きかけを始めるべく動き出すとの回答です。
今後、「そらまめハウス」から屋外型子育て支援拠点の意義を知らせるためのシンポジウムの企画もあるとか?
これからも、「そらまめハウス」の活動に注目し、子どもたちがのびのび育てる世田谷区の環境整備に取り組んで行きます。