地域の力、子どもたちの力

防災訓練・避難所運営訓練など顔を合わせることから始めませんか

10月は、地域の行事がいろいろある月です。2日は、新代田地区の町ぐるみ運動会、8日は、青少年松原地区委員会主催の松原デイキャンプ、9日は、羽根木公園での雑居まつりと、私も、楽しい行事に次々と参加させていただきました。

どの行事も、実行委員会形式で、沢山の地域の方々が運営に携わっています。皆さま、本当にありごとうございます。一緒に1つのものを作り上げる体験が、何より、地域の絆を作っていくのだと感じます。そして、当日の主役は何といっても、子どもたちです。いろいろな競技や、スタンプラリーに参加し、今まで話したことのなかった地域の大人と、少しでも話したり、一緒に活動したりすることで、子どもたちも、地域の一員として育って行くのです。

8日の、松原デイキャンプは、防災がテーマ。私も、青少年松原地区委員の1人として、「防災じゃんけん」のコーナーを担当しました。体を丸めて身を守るだんごむし、手近なものを頭にかぶり、急所を守るキノコ、低い姿勢で逃げるワニ、3つのポーズをグーチョキパーにして、じゃんけんゲームをしながら、自分で考えて、自分の身を守ることを覚えるゲームです。アシスタントをしてくれた日本学園の中高生が、元気いっぱいにゲームを盛り上げてくれました。

このデイキャンプ、阪神淡路大震災をきっかけに、防災かまどを使ってみる、学校に1泊するなど、いろいろな企画を毎年続けてきたものです。去年も「防災じゃんけん」を担当していた私は、3・11の時も、「ぐらっときたらだんごむし、とにかく身を守ろう」と考えることができました。

この秋、各地域で、避難所運営訓練なども行われています。ぜひご参加下さい。

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