七草の日に 

身近な草から学ぶ生物多様性

集めた七草?
集めた七草?
昨年から地域の皆さんと活動している「いきいきサロン・羽根木裏庭サロン」の新年最初の会が開かれました。
趣向は、秋に播いた大根・蕪の間引きを兼ね、庭で食べられる草を集めての「七草がゆ」です。
春の七草のうち、ハコベ、ホトケノザ(タビラコ)、スズシロの3草を収穫、後の四草はニラ、小松菜、ユキノシタ、フキなど
庭中を回って食べられる草を集め、塩ゆでにしておかゆにトッピング、ほろ苦い物、甘みのある物など春の香りを楽しみました。
不思議なのは、いつの間にかナズナやゴギョウ(ハハコグサ)が庭のどこにもなくなっていたこと。
今庭にはびこっているのは、ハハコグサの仲間では外来種のウラジロチチコグサ!
来年の「七草がゆ」のためにハハコグサやナズナを庭の片隅に植えようか?とサロンメンバーと話し合いました。
皆さまも、足元の身近な日本の草にもちょっと目を留めてみませんか?
日本の在来種を大切にして、生物の多様性を守るのもまずは足元から。今年も楽しく活動して行きます。